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明治36年(1903)建設
小岩井農場の中枢を担い続ける現役の事務所。宮沢賢治の長詩編「小岩井農場」にも登場する。
明治41年(1908)建設
本部附属の倉庫として建設。雨の日でも作業できる広い下屋が特徴。現在も倉庫として使用中。
明治31年(1898)以前建設
最古の台帳(明治32年)に記載があり、確認される中では農場内最古の建物。倉庫として使用中。
昭和11年(1936)建設
自動車のない時代、移動のための乗用馬や馬車曳用の馬を飼養した。16頭収容することができる。
大正3年(1914)建設
来客の応接・宿泊、従業員の集会施設として建設。一部洋室の和風建築。現在も会議室等に使用。
大正5年(1916)建設
木造四階建ての巨大倉庫。家畜飼料となる穀物類乾燥庫として建設。電動昇降機が設置されていた。
明治38年(1905)建設
家畜の飼料を作る耕耘(こううん)部という部署の倉庫として建設。四階倉庫と連動して使用。
昭和4年(1929)建設
牛の飼料となるトウモロコシ(デントコーン)の乾燥・貯蔵用に建設。現在は木材乾燥用に使用。
明治末頃建設
トウモロコシの乾燥・貯蔵用。四階倉庫建設時、建設予定地に建っていたため移築した記録が残る。
大正5年(1916)移築
トウモロコシの乾燥・貯蔵用。四階倉庫建設前後の建設とみられる。
昭和9年(1934)建設
当時最新鋭のスタンチョン式を取り入れた搾乳牛舎。現在も68頭収容の搾乳用牛舎として使用。
病畜用の牛舎として建設。大正8年に現在地へ移築後、乳牛が子牛を生む分娩用牛舎として使用。
昭和10年(1935)建設
子牛と種牡牛の育成用に設計された100m近い巨大な牛舎。牛の月齢にあわせた多様な飼育室が特徴。
産室を備えた搾乳牛舎として建設。現在はすべて搾乳用に改造。一階は飼育室、二階は牧草貯蔵庫。
大正6年(1917)建設
優秀な乳牛育成のための繁殖の元となる、エリート種牡牛を飼養する牛舎。平成15年頃まで使用。
明治40年(1907)建設
レンガ造の巨大サイロ。日本に現存する最も古いサイロといわれる。昭和50年代まで使用。
飼料用のトウモロコシを茎や葉ごと粉砕して貯蔵し、「サイレージ」という発酵させた飼料を作る。
本部第二倉庫と同様、確認される中では農場内最古の和小屋組の建物。倉庫として使用中。
昭和11年(1936)移築
牛の体重測定や爪切などを行った施設。足を痛めると健康状態に影響が出るため削蹄は重要な作業。
小山を掘って作ったレンガ造の貯蔵庫。電気を使用せず、自然の力だけで内部温度を約10度に保つ。